GIコラム-S工法

  •  GIコラム工法は、従来、大型機械が主流である大口径・大深度の深層混合処理パイルを小型軽量機で施工可能とした工法です。
     特徴は下記の通りです。
1:小型軽量で適正なコラムの造成
 小型軽量の施工機でコラム径φ600~φ1400(建築)、コラム径φ800~φ1600(土木)の改良体を造成できるので、小規模な現場や市街地の狭い現場でも施工可能で、工事の作業性・経済性が向上。
2:センターホールタイプスピンドルによる施工範囲拡大
 最大改良長20mがロッドの切り継ぎなしで施工可能であり、コスト縮減・工期短縮・環境負荷低減が可能。
3:高精度の施工
 リーダーを前後左右に微移動して鉛直性の確保が可能。
 貫入速度・撹拌翼回転が任意に調整でき、土質の種類や硬軟、高配合量にあった速度での施工が可能。
4:安全性の向上
従来機に比べ、施工機が軽量コンパクトであり、施工時の地耐力に対する安全性が高い。
5:施工管理装置・施工支援システム
 撹拌翼の回転数やミルクの注入量をリアルタイムで表示。
 デジタル表示の深度計、昇降速度計、傾斜計を装備。
 施工支援システムにより、必要な情報を速やかに取得可能。

施工手順

NETIS(活用促進技術)・建築技術性能証明書

  •  平成22年10月にNETIS登録後、主に九州管内において、施工実績を重ねていき、平成27年4月に下記の優れた理由により『活用促進技術』に指定されました。
     登録番号は、『QS-100022-VE』に変更となりました。
  •   ≪優れていた点≫
    • リーダーが短く小型であるため重機災害のリスクが減少し、従来技術と比べて安全性に優れている。
    • 施工機械が小型化し機動性に優れており、狭い個所でも施工できることから、従来技術に比べて施工性に優れる。
    • 施工支援システムを搭載しており施工管理が容易である。
  •   ≪発注者一覧≫
  •  ・国土交通省 北陸地方整備局    ・鹿児島県大隅河川国道事務所
  •  ・国土交通省 九州地方整備局    ・鹿児島県大隅地域振興局
  •  ・福岡国道事務所          ・鹿屋市役所
  •  ・鹿児島国道事務所         ・JR九州
  •  ・長崎河川国道事務所        ・佐賀県有明事務所
  •  ・鳥取河川国道事務所        ・北九州市
  •  ・熊本河川国道事務所        ・NEXCO
  •  ・宮崎河川国道事務所        ・大分県土木事務所
  •  ・大分県河川国道事務所       ・UR都市機構
  •  ・佐賀国道事務所          ・民間
  •  ・熊本土木事務所          ・佐賀市役所河川課   など

施工実績

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  •  土木工事から建築工事まで、幅広く施工しております。